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夜の戯れ

「あっ、んっ!」
「こんなところも敏感で、まったくロゥは困る」
後ろの窄まりの入口を指でなぞりながらラザレイは笑った。
尻を高くあげ彼に全てを見せている。かなり恥ずかしいが「お前はどこも可愛くて可憐だ、恥ずかしがるな」という彼の言葉を信じて晒している。
「お前のここがどうなってるかおしえてやろうか?」
「ひっ、いやぁっ!」
「外は薄桃色で皺がよって花のようだ。しかも小さくて可愛い...俺の視線に一々収縮して健気だな」
とんでもない辱めだ。
「ほら、白いお尻が震えてるぞ?恥ずかしいのか?」
「あ、当たり前...!」
「じゃあもっと恥ずかしいことをしようか?」
ラザレイはベットサイドテーブルの引き出しからアレをとりだした。
「そ、それ今日もやるの?」
「当たり前だ。卒業の日にはお前と繋がりたいからな。その時は快楽だけ感じられる様に拡張しとかなくては」
ラザレイの手にあるのは細長いショッキングピンクの卑猥な玩具だ。
僕達はこんなことをしてる仲だけどまだ最後までおこなってなくて、それは初めての時にラザレイのが大き過ぎて僕があまりの痛みに泣いてしまったからで、血は出るわ感じたことのない痛みだわで大失敗だった。だから玩具で拡張しようというわけだ。
「それ、奥まではいっちゃうやつだよね...?」
「ああ、昨日は太さを重視したのだったからな、今日は結腸を開発しよう」
思わず顔がひきつる。
だってそれ、気が狂うぐらい気持ちいいんだもん。
逃げたい僕を置いてラザレイはローションで玩具を濡らすと僕の窄まりをつんつんとつついてくる。
「可愛いロゥの熱いナカを早く味わいたいな」
「うう...」
そうだ、僕達が本当の意味で結ばれるためには必要不可欠な工程なのだ。
両親はきっとこんな関係認めないしなんとしても引き裂くだろう、だから既成事実をつくってしまえというラザレイのアイデアだ。
だけどラザレイのが大きくて長すぎるから僕は受け入れられないし...
...観念した僕は臀部の肉を自分で割開く。窄まりを広げ玩具を受け入れる準備をした。
ゴク、と彼が喉をならし「入れるぞ」と言いながら冷たいそれがゆっくりはいってくる。
細いから痛くはないけどどこか苦しい。無遠慮に肉をかき分けはいってくるソレがやがて奥にたどり着く。
「あっ...」
「痛いか?」
「い、痛くないけど...変な感じ」
むずむずとしてつい臀部を動かしてしまう。
「少し、進めるぞ」
「ひゃっ、あっ、あぁっ!」
ぐっと結腸が刺激され、僕ははしたなく喘いだ。
「やぁっ、あぁっ、ぁんっ!」
「ここで快楽を得られればセックスが何倍も楽しめるらしい」
「ひやぁっ、ああっ、んんっ!」
激しく結腸を突かれて喘ぐことしか出来ない。初めの頃は苦しくてしょうがなかったのに!
「んぁっ、はあっ、あっ、ああっ!」
「偉いぞ、ここだけで達しられた」
いつのまにか高みに上ってしまった僕はぼんやりと宙を見つめた。
そんな僕のあそこから玩具を抜き身体をひっくり返して僕を抱きしめるラザレイ。
「さすがロゥは覚えがいい。あと少しで俺たちは本当の意味で繋がれる」
「うん...」
その時が来ることが少し怖いけど待ち遠しい。
射精の疲れからか瞼が重い、寝てしまいそうな僕の頭をラザレイは撫で、「おやすみロゥ」と言ってくれた。
おやすみラザレイ。
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